2022年のノーベル物理学賞についての解説


2022年のノーベル物理学賞は、量子もつれ光子を用いたベルの不等式(とその拡張版の不等式、とくにCHSHの不等式)の破れの検証実験と量子情報科学の先駆的研究という功績を称えて、クラウザー、アスペ、ツァイリンガーの3人に贈られました。私も彼らの研究にはかねてから大いに関心を寄せていて、ベルの不等式について論文や解説記事を書いたこともあります。ノーベル賞授賞発表があった後は、私が受賞するわけでもないのに、ノーベル賞の対象となった研究内容について私が解説する機会がありました。このテーマに関して資料を徐々に公開したいと思います。 (2022年12月1日 谷村省吾)


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Last modification: Dec 16, 2022